ブータン・タイ GNHツアー 2011・春」に参加しましたので、共有させていただきます。
長年あこがれの地であったGNHの国ブータンと、仏教を基盤に社会活動を進めるEngaged Bhuddismに関わる人々に出会うためタイに行ってきました。日程はタイに3泊、ブータンに5泊でした。
タイではEngaged Buhddismの中心的存在でもあるSulak Sivalaksa氏が設立したWansnit Ashram(ウォンサニット・アシュラム)に滞在し、Pracha 氏から実践的な瞑想の行い方を学びました。
瞑想って、座ってやるだけでなく、例えば歩きながらでもできるって知ってましたか?心を落ち着け、自分の意識をコントロールすることを学び、慌ただしい日本の生活から一息つくためのよい旅の導入となりました。
また、上記アシュラムと姉妹団体にあたるGreen Shopというオーガニック製品や環境に配慮した製品、および書籍を販売する店舗を訪れました。店舗内は分かりやすく、またとってもかわいくディスプレイされおり、心地よい空間となっていました。
さらにGreen Shopの活動として、バンコク市内の病院やオフィスビルなど6か所でGreen Marketを開いて、生産者と消費者をつなげる役割を担っているというお話を伺いました。病院でGreen Marketって斬新ですよね!
ブータンでは、イビサ村というところでホームステイをし、チェチュ祭という年に一度のお祭りに家族の人々と参加し、地元の人々の暮らしにふれることがきました。おじいちゃんも、赤ちゃんも、牛も、馬も一緒に仲良く暮らしている穏やかな村でした。
また、伝統的な音楽を伝承するために音楽学校を設立したジグメさんや、高僧(ラマ)の方から直接お話を伺う機会もあり、「GNH」というコンセプトがどのように人々の生活に根付いているのか、わずかですが垣間見ることができる旅となりました。
今回学んだことをどのように自分の日々の生活に反映していくかが私にとって課題なのですが、少し時間をかけてゆっくり考えたいと思っているところです。
【報告:黒住麻里】
2011年03月22日
GNHツアー簡易報告その1〜仏教思想に基づく「GNH」
posted by GNH at 14:50| Comment(0)
| 日記
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