2011年06月14日

GNHな首相は、311をどう見るか

アウトドア雑誌の老舗『Be-Pal』(小学館)は、今年で30周年。その特集号の「3.11後の今、より深く考え直す、自然に根ざした生き方・暮らし方」というコーナーで、ブータンレポートが1ページ紹介されました。書き手は、同誌で連載「カフェ・ノマド」を持つ辻信一さん。今回連載はお休みなんですが、5月に訪れたブータンからのホット・トピックスが2つ取り上げられています。

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ひとつは、なんと、ブータン首相、ジグメ・ティンレイ氏との対談でいただいたメッセージ。「ポスト311を日本はどう歩むべきか」について、「これまでの経済成長で得てきた物質的な豊かさにかわる、人間らしさ・幸せを取り戻すための道筋を示すことで、再び世界の規範となるでしょう」。日本の政府閣僚で、物質的な豊かさ、経済的な指標よりも、人間らしさ・幸せを取り上げる人が、果たしているでしょうか?

もうひとつは、ガサ県からすすめられている、オーガニック化の動き。ブータンは、ほかの国々の「発展」の実態をみて、私たちを健康に、人間らしく生きていくために、本当に必要なこと、に気づき始めています。

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posted by GNH at 09:38| Comment(0) | 日記
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