<ブータンGNHツアー2012・春 報告集より>
ドルジさんのお宅へ (山田美咲)
パロ郊外に暮らす農家のドルジさんの家にお邪魔しました!大きくて立派なブータンの伝統的な家屋で外の壁にはカラフルな模様もしっかり描かれてありました。お米を貯蔵しておく部屋、台所、仏間などを見せてもらった後、ドルジおじさんが外出中だったのでドルジおばさんにバター茶やお酒、お菓子をいただきながらお話を聞きました!
家の周りは広い田んぼと畑で夏は野菜やお米が売るほど採れるので自給自足の生活だそうです。冬は作ったお米とインドからの輸入品。ニワトリも飼っているけれど卵のためで、殺生を嫌うブータンの人々、殺して食べはしません。でもお肉は食べるみたいで、どうしているのかというと、これもインドからのもの。
30年ほど前に家に電気が入り料理が楽に。テレビもありニュースなどを見るそうですが、子どもが暴力的なものを見てしまうのはよくないと感じているそう。実際に私もおもちゃの銃で遊んでいる子を町で何度か見掛けて違和感を覚えました。日本では大人のつくったゲームの世界で子どもたちが戦っていますね…これもどうなのでしょうか。
そんな子どもたちが欲しがるモノって何なのでしょうか。ドルジおばさんにこの質問をするとGNHの象徴のような答えが返ってきました。「一番欲しいものはない。私は十分幸せ。子どもの健康と王様が長生きしてくれればいい。」彼女にとって王様はグルリンポチェと同じような存在だそうです。あぁ 知足と愛。
帰り際、ナマクラの方何人かが折り紙や紙風船、風呂敷などをお礼にプレゼントしてらっしゃいました。準備がいいですね。私は… 感謝の気持ちが伝わったことを願います。
カディンチェラ ドルジさん!
◆◆ 現在、ブータンGNHツアー、9月募集中。今回もタクツァン僧院訪問後、ドルジさんのお宅でティータイムの予定です ◆◆
2012年06月05日
ドルジさん宅でのひと時(パロ)
posted by GNH at 11:35| Comment(0)
| GNHツアー
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