2012年09月11日

GNHツアーのつくりかた!

R0011010.JPG

(写真右:ペマさん、左は辻信一さん)


ナマケモノ倶楽部のブータンGNHツアーは、2007年3月からはじまりました。前年の2006年に、「GNH国際会議」を日本で開き、ブータンから2名、カナダの先住民族、オーストラリアのエコロジストとともに「豊かさ」の問い直しをしたことで、ナマケモノ倶楽部とブータンがつながったわけです。

私たちのブータン側のカウンターパートナーは、ブータン・エンシェント・ツアーズ&トレック(ABTT)。社長のペマ・ギャルポさんが、私たちの心強い仲間であり、ブータン政府認定のツアーオペレーターです。

ペマさんをナマケモノ倶楽部に紹介してくれたのは、辻信一さんです。辻さんが初めてブータンに行った際に、ペマさんのガイドだったことが縁のはじまりなわけですが、ペマさんは辻さんを前世で兄弟だったと信じていて(夢にでてきたそうです)、本当にそうだったのかも、と思うほど、二人のコンビは最強なのです。

IMG_5204.JPG

(写真:加藤登紀子さんと)



ペマさんと辻さんが考えたツアーのコンセプトは、エコ・スピリチュアルツアー。単なる観光ツアーではなく、旅することじたいが、環境運動となり、ブータン、日本の文化(暮らし方)への問い直しとなるようなツアー。私たちがブータンで受ける衝撃もおおきいですが、ブータンの人が観光客から受ける印象もそうとう大きいです。所有物の多さで富を競うのではなく、お互いにスピリチュアリティを磨いていこうというのが、旅のコンセプトのひとつです。

bhutan__151.jpg

(愛用のバイクでポーズを決めるソナムさん)


ペマさんの下で働く若手ナンバー1スタッフが、ソナム・チョーダさん。20代ですが、すでに既婚。ソナムというのは、ブータンには多い名前だそうで、「幸せ」という意味だと聞きました。

毎回、参加者のニーズにあわせながら、観光ばかりでない、人々の暮らしや思想に触れるような、また自分自身と向き合うことができるようなプログラムを日本=ブータンで連絡をとりあってつくっています。
posted by GNH at 00:00| Comment(0) | GNHツアー
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: