2013年07月11日

ブータン温泉事情【2013春GNHツアー報告集より】

ガサ滞在二日目。午前中ガサ・ゾンでのツェチュ祭をみんなで堪能した後、体も程よく冷え、村へ帰る途中にガサ温泉に立ち寄りました。

ブータンの温泉とはいかに?と私もドキドキしながら向かいましたが、まずは温泉につくまでの山道が予想以上に大変でした!
ペマさんの話では、行き15分・帰り20分くらいだよ〜というので、軽く考えてのぞみましたが、どうやら15分はブータン人の足で15分ということだったようで、日本人では軽く行きは30分、帰りは45分以上はかかる、ショートハイキング。
汗だくで山を下り、たどり着いたのは日本のキャンプ場のようにたくさんのテントが張られた渓谷。
話を聞くとどうやらブータン人ははるばる旅してここにテントを張り、1か月〜2ヶ月などの長期間、家族で湯治に来るそうです。

その渓流沿いに、小さな櫓の中に温度の違う温泉が4つ。
そしてそのすべてにブータン人がぎゅうぎゅう、まさにイモ洗い状態で入っている!!

ちなみにこの温泉、2009年にブータン全土を襲った集中豪雨の際、施設も全て流されてしまったそうで、現在の施設は新たに建設したものということです。

ひしめき合うブータン人に、最初「ひょえ〜」とおののきながらも、クズザンポー(こんにちは)の歌などを歌う日本人たちにブータン人も盛り上がり、同じ釜の飯ならぬ、同じ窯の風呂につかりながら、楽しいひとときを過ごしました。
こういうおおらかな時間がブータンの旅の醍醐味だと思います。

37_large.jpg

写真でこのイモ洗い感が伝わるでしょうか・・・?
(※男女混浴ですが、みんな水着を着用しています)

そして帰りは再び20分ならぬ、小一時間の道のりを、重い足取りで登りました・・・涙。


(2013年報告集より 報告者:岩見弥生子)


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